物流網を取り巻く環境は昨今急速な変化を遂げ、今や15兆円規模(2016年度BtoC市場)と化した配送業界は大きな岐路に立たされています。
eコマースの急速な拡大による貨物の上昇線と人員不足による配送力の下降線は大きな乖離を産み運賃の上昇だけでは最早既存の配送インフラを維持する事すら困難となっています。
しかし、だからといってeコマース市場の成長を我々物流業界が阻んでしまうことは正義なのでしょうか。
特定の巨大通販業者が自社配送網の為に既存配送網を蹂躙する状況を看過してしまって良いのでしょうか。
本当に運賃・物流費の上昇だけがこのインフラ存亡の危機に対する有効施策なのでしょうか。
私達は決してそうだとは思いません。
実際に自らの手と足で商品をピッキング・梱包・配送と行ってきた私達だからこそ投じる事の出来る一石がると信じています。
私達が目指すのは、適正な物流費による荷主様・運送事業者・運送事業従事者・エンドユーザー様のWIN-WINな関係です。
効率化による生産性の向上によっての原価削減、適正な配送単価への運賃UPは相殺可能な範囲であると想定しています。
既得権益に固執せず、様々な枠を越えた私達の提案が、御社の大切なお荷物を通して御社の事業発展、市場の拡大、そして運送事業従事者の待遇向上へのお手伝いとなりますように。